真冬の安達太良山登山の記 2002年12月23日     
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自宅から眺める真冬の安達太良連峰は、その姿を現すことが少ない。雪の季節になると頂上が雲に覆われていることの方が多い。それでもたまに頂上が姿を現すと、その美しさは素晴らしいものがある。一度は積雪期の安達太良本山に登頂してみたいと願っていたが、一度だけ登ることができた。9年前の2002年(平成14年)1223日のことであった。

この日は風も弱く、朝は晴れていた。安達太良高原スキー場の駐車場に着いて、富士急のゴンドラに乗り、薬師岳からの登頂を目指した。朝は晴れていたものの、登り始める頃には頂上は雲がかかってきた。それでも天候の急変は感じられないので、予定通り登頂した。既に何人かは登っており、途中、下山してくるパーティーともすれ違った。

ピークに到達して乳首山岩峰近くを見渡すと、そこは、もはや積雪ではなく氷結した雪と岩の世界であった。しかもかなりの低温。真冬の安達太良山頂の厳しさを体感した。岩にへばりついて氷結した雪は例外なく強風により流され、エビのしっぽ状態となっている。ピークや稜線における強風のものすごさを感じた。足元も雪を踏みしめているのではなく氷の上を歩いている感じがした。
12月末でこの状態だから、2月頃の厳冬期に登頂するのであれば、確実にアイゼンは必要と思った。場合によってはピッケルも必要になるかもしれない。

冬山登山のベテランであったら真冬の安達太良はそれほどの山ではないかもしれないが、冬山初心者の自分としては、かなり厳しい山に感じた。最近は真冬の安達太良本山には登っていないが、当時の写真記録が残っていたので、このホームページ上に掲載することとした。